職人マツナガ通信

8月22日

さて、後半戦仕事始めです。
待ってましたといわんばかりに、堰を切ったように、お客様御来店。
そんな中に、休み前にディスブレーキがローターに擦ってしまうということでお持ち頂いたバイク。
ブレーキ台座の面だしををして、セット、無事納車となったはずでしたが。
またも、使っていたら擦りだしたといことでお持ち込み。
セットしはじめはOKで、使っていると擦ってきてまう。
なんとも、理に反した現象。
お預かりして、キャリパーをはずしてみてみると。
左側のパッドを押す、ピストンが、ほとんど動いていない。
右側は、ちゃんと動いている。
初体験です。
出てしまっているピストンを強引に押して戻す。
ダミーローターをいれて、ブレーキングを繰り返しみてみる。
どうも大丈夫らしいということで、セット。
そうして、またブレーキングをしつこく繰り返していると、同じ現象が起こってしまう。
ブレーキキャリパーが壊れたか?
一応念のため、またばらして、ピストンにパーツクリナーを吹きかけて洗浄をしてみる。
そうして、再セット。
また、しつこくブレーキング。
今度は大丈夫らしい。
こんな事って、あるのか、シマノさんのサービスにきいてみました。
すると、たまにあるということ。
復帰方法としては、やはりピストンの洗浄となるとのこと。
ただし、ここで、注意。
ボクはパーツクリナーでやってしまいましたが、シマノさんは推奨をしていませんでした。
理由は、ピンストンの奥にある、ゴムリングをおかしてしまうということです。
じゃあ、どうするの、っと聞いて、おすすめの方法を教わりました。
ディスクブレーキを取り扱いはじめて、まだ間もないので、
これからも、どんどんいろんな現象が現れるのでしょうね。
精進、精進。