職人マツナガ通信

11月30日

浅田カントク。
エキップアサダの浅田カントクが所用でつくばを訪れたついでに来店してくれました。

すでにカントクも中年の域に達しているのですが、
中年太りとは全く縁がないようなスリムな体型で、
相変わらずいいオトコでした。
営業時間中だったので、ゆっくり話すことができませんでしたが、
近況やレース界など少し話ができて楽しかったです。
帰った後、スタッフ阿部が、
カントクはいつもあんな落ち着いている感じなんですか?
と聞いてきた。
たしかに、冷静沈着、クールなイメージの浅田カントクですが、
結構お茶目なところもあります。
十数年前、ロード選手育成組織エキップアサダを立ち上げたとき、
冬場のオフトレの一環として、いまでいうトレイルランニング、
ハイキング道を早足で駆け抜けるトレーニングを若手の選手にやらせていました。
ただ、あくまで補助なので、膝の故障予防でスキーのストックを全員にもたせて走らせていました。
いまでこそ、ストックもっては普通のようですが、十数年前にはほとんど見かけませんでした。
そこで、その珍妙なスタイルで走る選手たちをみたハイカーが、
カントクに、「なんのスポーツのトレーニングなんですか?」
と聞いたらしい。
そこでカントク、あのクールな顔でニコリともせずに、
「シンクロナイズドスイミングです」
と答えたそうだ。
冷静沈着、クールなニンゲンの言うことには気をつけろ、
ってとこですね。