職人マツナガ通信

2月19日

フライス盤作業。
旋盤作業終わったら、
ラグチューブとラグチューブをつきあわせるための、
曲面取り切削加工となります。
この作業には、横フライス盤を使います。
ラグチューブと同じ直径の刃物をセットして、
図面の角度にくわえ器具をあわせて切削をしていきます。
今回はヘッドチューブがインテグラル仕様ということでベアリング部が内蔵となり、
フレームサイズも大きいので、すごく長くなります。
こんな感じでラグパートができあがりました。
毎度の事ながら、この状態では、何ができるのやらさっぱりわかりませんね。

本日は実際は作業ではなく、
トーキョーでのセミナー、展示会仕事でした。
時間のきりうりのようなものつくりの仕事をしていると、
この移動時間というものが、なんとももったいない気がしてなりません。
まあ行き帰りの電車の中で本を読んだり、
街中でしらないものをみたり、
見たこともない風景をみたり、
することが脳に刺激をあたえていいようなのですが。
自分の場合は人あたりをしてしまい、グッタリしてしまいます。
これが営業職の人だと、
逆に嬉々として回遊魚のように動いているでしょうね。
自分は獲物をもとめて動く狩人ではなく、
畑をたがやす農耕民なんですね。