職人マツナガ通信

10月7日

シートステーセットです。
SさんのプロジェクトM、チェーンステーがついたので、
お次はシートステーです。
シートステーを取り付ける前に、
タイヤ幅の確認です。
ディスブレーキになるので、タイヤを太くできます。
通常リムブレーキフレームですと、プロジェクトMの場合は、25Cが最大です。
ディスブレーキということで、28Cまでいけるようにします。
32Cまで取り付けられるようにすると、チェーンステーが長くなりすぎて、
ロードレーサーらしい、キビキビ感が無くなってしまうので。
28cのタイヤ、実測すると幅は29mm位あります。
ちょっと余裕をもって、つけられるようなチェーンステー長にしてあります。
シートステーも、いつもの集合ステータイプで、28Cのタイヤが入るかを確認しながらの作業となります。
実際にシートステーをつける段階で、ちょっと疑問が。
選んだシートステーは、16mmΦの0.5mmのもの。
今回スローピングということで、シートステー長もそれほど長くない。
この太さがいるのか?
改めて、Sさんの体型、バイクの使い方、を考えてみる。
どうも、これは、見た目も太くなるし、剛性的にもっと細くても大丈夫そう。
っということで、14mmΦの0.5mmに急遽変更をしました。
これも、バイクの注文受け者と製作者が同じという、オーダーならではの、良さですかね。
シートステーも寸法を少しずつ削りながら、長さを合わせていきます。
28Cのタイヤもはいり、いつもの集合ステータイプで取り付けられました。
ホッ。
チェーンステー、シートステーがついたら、
こだわりのブリッヂをつけます。
チェーンステーには、下ブリッヂを。
シートステーには、上ブリッヂを。
このブリッヂが、剛性感に大きく影響をしているとおもうのですがね。
これで、バック三角ができました。
お次は、いよいよ問題のディスクブレーキ台座取り付けですね。