職人マツナガ通信

2002年 5月22日

定休日の今日もオシゴトだ。
お店締めて、電話も来客もシャットアウトで、モクモクとフレームつくりの、職人顔100%。
つくること以外は一切しない、気をつかわない、超ワガママモードに。
(とはいっても、自分一人なのですが)
休日なしのシゴトは、肉体的にはきついですが、ものつくりシゴトは、セイシン的にものすごく楽で、無我夢中になれる充実のヒトトキ。
 
このまま、シゴトで一日終わってしまうのは、ちょっと、かなしいので、なんとか夕日が落ちる前にシゴトを終わらせて、散歩に行けるようにがんばりました。
どうにか、夕日が大分傾きかけた時間に、仕事場を後にして、お気に入りの、”ゆかりの森”に。
散歩コースにしては、ちょっと小さいのですが、ものすごく好きな小径があって、木々が鬱蒼としてていて、そこを通ると、ヒンヤリとして、木々の香りがすごくして、木々の気をもらえるような気がして、いつもそこで、これでもかというくらい深呼吸しながら、歩くようにしています。
 
今日も、カーボンの粉で汚れてしまった、肺を浄化するつもりで、思いっきり深呼吸しました。
落ちていく夕日見ながら、大磯に住んでいたときにみた、海辺の夕日、伊勢原に住んでいたときは、大山に落ちていく夕日、旅先でみた夕日、すばらしくきれいだった、いろんな夕日を思いだしながら、今は流れ流れて、つくばのはずれで、きれいな夕日をみている自分を、フシギな思いで楽しみました。
ホンのヒトトキでしたが、明日からの激戦モードに、結構充電できたようです。
 
昨日は、ボクの誕生日だったんです。
もう、オメデトーといわれるような年ではないので、特に何の思い入れもないのですが、
思いも寄らない相手から、バースデーメールもらいました。
フランスにいる福島コ~ジからです。
なんでオメーがオレの誕生日知ってるんだ!
 
「遠いフランスの菜の花畑と青空の間より祈ってます。」
といわれても、素直に喜んでいいものか、どうか、ちょっと複雑な気持ち。
まあ、とりあえず”ありがとう”・・・・・・。