職人マツナガ通信

2002年 1月24日

今日、ちょっと、いいことがありました。
以前に元旦にきた年賀状が、ポストから飛散してしまったことを書きました。
その後も、あきらめきれなくて店のまわりをうろうろ探したのですが、ほとんど見つからずでした。
先週だったかな、隣の駐車場に落ちていたと、一枚わざわざ届けに来てくれたヒトがいました。
その時も、うれしかったのですが、今日帰りがけにポストをみると、数枚の年賀状が入っていました。
おそらく、どなたかが、どこかにまとまって落ちていたものを拾って、そっとポストに入れておいてくれたのでしょう。
なんか、とってもほのぼのした気分なって、とてもうれしくなりました。
 
ボクにとって、こんなちょっとした、気持ちのやりとりが、少々のつかれなんか吹っ飛ばせるほど、元気の源になります。
 
また、自分はヒトによって生かされてるんだな、という、忘れがちな考えを思いださせてくれます。
それにしても、入っていた年賀状をみてみると、やっぱり不義理をかいてしまった方がいました。
早番ご挨拶せねば。
 
今日はめずらしいカーボンフレームオーダーをもらいました。
ピストタイプのシングルギャで、オンロード用としてブレーキがつくような、サイクリング用バイクです。
 
オーナーの方は、自分流の遊び方を楽しんでいるオトナの方で、ランドナー、ロードをすでにもっておられて、ピストの踏切式のギャを是非カーボンつかってみたいという事でした。
 
まあ、カーボンフレームをだしている、マスプロメーカーでも、こんなタイプの自転車はないですから、これぞオーダーの価値ありとういうものだと思います。
 
もちろんフレームはオーナーの、ご希望通りの乗り味に仕上げますが、その他、ピスト用ハブを、クリックレリーズに変えたり、フロントギャをなんとか小さいものがつくように、ロード用を改造したりと、小細工満載で、喜んでもらえるものつくる予定です。
 
それにしても、工房が稼働する前に、こんなに注文もらってしまってええんかい?
ぶつくさいわんと、はよせんかい!
ハイハイわかってます。