職人マツナガ通信

2002年 3月25日

明日は、朝一番からシダスインソールの講習会へいって、終日外出となると思うので、早めにこの通信かいてます。
 
今日、ちょっとうれしいことがありました。
リマサンズ時代に、立ち上げたエキップアサダ(簡単に言うと、ロードプロ選手養成所)に、応募してきた、若者が来店してくれました。
もう、7,8年前になるのでしょうか、
全国に応募をかけてたところ、そう多くはないけれど各地から応募がありました。
アサダ監督とボクとで面接をして最終選抜をした記憶があります。
当然何名かには、断りの返事をださなければなりませんでした。
みんなやる気満々でやってきているので、断るのは忍びなく、アサダ監督といろいろ悩みました。
ほとんど職業選択に近いことなので、人生の大事な時期を自転車だけにかけてもらって、本人にとって本当によいことなのか。
 
結局、今日きてくれた彼には、年齢がネックになって、アサダ監督とボクと3人で話し合って納得してあきらめてもらったそうです。
(本に曰く。ゴメンナサイ、ボクは記憶がないのです)
今日の彼の話では、その後、いろいろ悩んだけれど、結局、仕事につくことに決めて、その道を進んできたそうです。
現在では、選んだ仕事が楽しく、大変やりがいがあり充実しているそうです。
「あの時、断ってもらったことが、かえってよかったのかもしれません、一気に盛り上がってしまっていた自分に、いろいろ考える機会をあたえてもらったようで、あの時もし入れてもらっていたら、今の自分はないし、どうなっていたかわからいですよね」
というようなことを言ってくれました。
これを聞いて、なんだかとっても、ホッとしました。
 
その後、お互いに全く接点なしにそれぞれの道を7,8年歩んでいるのに、彼は仕事で牛久にきて、ボクもつくばにきて、二人とも、縁もゆかりもないところで再開するなんて、ホント人生っておもしろいですね。
 
明日はしっかり勉強してきます!