職人マツナガ通信

2003年 11月11日

折角ここのところ、早起きの習慣付いてきたのですが、昨日の徹夜で元の木阿弥。
しゃあないですな。
 
今日も昨日に続き雨。
お客さんの数も少ないので、イレギュラーで、営業時間から製作シゴトを開始。
 
シゴトをしていると、ショボちゃんタシロくん登場。
やっぱり、沖縄のレースはイマイチだった。
ツールド沖縄にしては、めずらし雨のレースとなり、サンゴの混じった砂は落車の大洪水だったとのこと。
 
このレースが今期最後となった、ショボちゃん。
レースが終わったとたんプッツリと切れて、ありとあらゆるものを暴飲暴食しまくってるらしい。
それは、それで、まあ、よしとしよう、ニンゲンなんだから。
しかし、しかし、なに~。
もう、今シーズンは自転車に乗りたくないので、不動峠のタイムアタックは、勘弁してほしいと、泣きをいれてきた。
 
少年少女の夢をそんな簡単にやぶっていいのか!
さあ、みんなで、ショボちゃんのHPに書き込みしよう!
アタックして~、っと。
 
今日は久しぶりに、かわった作業をしました。
めずらしい、26インチのランドナーホィールのスポーク交換のために、そのスポーク長のスポークをつくるための、スポークねじ切り作業です。
特殊なスポーク長さのスポークを作るために、これ専用の工具があるのですね。
一般の方はこんな工具あまり(ほとんど)見たことはないとおもいますが。
今の若い自転車やさんもしらないかもしれません。
ちょっと前(あくまでちょっと前ですよ)まで、よくこの工具をつかって特殊なサイズのスポークを作っていました。
この工具も、ねじ切り部分の部品を作る職人さんがいなくなってしまい、もうなくなってしまう、とうことを最近聞きました。
20031111.jpg
まあ、完組ばやりのこのご時世、こういう工具の必要性もなくなってしまってきているんでしょうね。
ちょっと、さびしい~ですね。