職人マツナガ通信

11月7日

ボトルケージ台座補修。
当店で販売したカーボンバイク。
シートチューブの下側のボトルケージの台座が空回りしてしまうということでお持ち込み。
みてみると、台座の圧着がフレーム本体からはずれてしまっている。
大手メーカーのボトルケージ台座は、ほぼ100%っと、いっていいくらい、
このリベットナットタイプがついています。
ぼくの作るプロジェクトMでは、リベットナットに、補強のステンレス板をつけて、
リベッティングと接着剤を併用してとりつけています。
しかし、ほとんどのメーカーのとりつけは、リベッティングだけのようです。
なので、時々こういう風にはずれてしまうことがあります。
以前、新車の状態ではずれていたものがあった・・・・・・。
こういう補修作業も、当店で販売したものにかぎり修理しています。
はずれてしまったリベットナットをとり、新しいリベットナットを、
リベッティングと接着併用でつけ直します。
こういう補修作業をするときの心得は、できるだけ元の状態に戻す。
補修したことがわからないようにする、っというのがボクの信条です。
取り外しで気をつけるのは、フレームの塗装面です。
取り外す台座のまわりの塗装面を傷つけないように、慎重にはずします。
外してみると、はやり、リベットナットには接着剤はつていませんでした。
無事にはずれたら、新しいリベットナットを、専用器具をつかって、リベッティング&接着です。
もともとついていたリベットナットは黒色だったので。
ボクが使っているものは、アルミ地のシルバーなので、縁を黒く塗ります。
さて、これでできあがりです。
ほとんど、補修した風には見えないと思います。