職人マツナガ通信

11月23日

タイムシートクランプ。
タイムサイロンを駆るNさんから。
シートクランプの締めネジを締めるとき、
レンチで回すときに重くなったり軽くなったりするのです。
ということ。
みてみると、確かに、締めていくと、時々引っかかるところがある。
多分問題のない範囲なのでしょうが、気になるNさんのために問題解消。
原因は、シートクランプのネジ穴か締め付けボルトの頭の偏芯と思われます。
どちらにせよ、シートクランプの穴をいじるのはやっかいなので、
ボルトの頭を旋盤で削って、少し小さくします。
これで問題解決です。
ここのところ、旋盤大活躍です。
この機械がなかったら、こうは簡単に問題解決できません。
ボクの旋盤技術は、職業訓練校で学びました。
22歳位の時と思います。
職業訓練校は、、もともと失業中の人が再就職するための公共職業訓練を行う施設。
なんと、この施設はシ受講料無料なのです。
ボクは、高校は普通科で、機械の知識が全く無かったので、
フレーム製作で必要な機械操作を覚えたくて、機械科の1年コースに入学しました。
この一年で、工業高校の3年間でやる、実技の部分を学べると言うことでした。
この一年間で、旋盤、フライス盤、ヤスリがけ、鉄ノコの使い方、など色々学びました。
まさにその名の通り、今の職業に習ったことがいきています。
この職業訓練校、機械以外にもコンピュータなど、いろいろなコースがあるようです。
転職をお考えの人には、おすすめです。