職人マツナガ通信

1月25日

トラブル・ストーリーは突然に。
今週いつものように、ロー付け(溶接)作業をしようと、
酸素とアセチレンのボンベの栓を開けたところ。
酸素ボンベのレギュレーター(空気圧調整メーター)から、
シューッという、もれ音が発生。
??????。
今までにない現象。
酸素は、そこから漏れてバーナーまで届かない。
いや、こりゃ困った、これではロー付け作業が全くできない。
昨日まで、なんの問題もなく、全く正常に動いていたのに・・・・・・・。
このレギュレーターも使い始めてもう三十年位になる、寿命か。
なんとしても諦めきれないので、往生際悪く、ばらしてみる。
初めてばらすので、おそるおそる、ばらしていく。
何とかバラバラになった。
インターネットで調べてみると。
消耗品部品があるらしい。
しかし、もう三十年前の商品の、消耗部品は販売してないだろうな。
ばらして、掃除をしてみたり。
各部がちゃんと動くか確かめてみたり。
何度も組み立てはセットして、またばらしてを繰り返しましたが。
最後には、お手上げでした。
結局、漏れなおらず。
仕方なく、新品を買うこと。
三十年近く使ってきたものがダメになると、
自分の身体の一部をもぎ取られた感があるんですよね。
なんとも、さびしい。
でも、まあ、寿命じゃ、しょうがないか。