職人マツナガ通信

2月7日

FさんのプロジェクトM、お次はシートステーつけです。
通常はチェーンステーがついたならば、
お次はトップチューブをつけるのですが。
Fさん、トップチューブのスローピング度を、
今までのっていたものと同じ角度にして欲しいというリクエスト。
ディスブレーキ仕様の関係上、ヘッドチューブの長さがわかり。
もし、今まで乗っていたバイクと同じ角度にするには、
トップチューブとシートチューブの付け根が、今までのっていたバイクより20mm下につかなければならない。
今までのバイクが、BBからチューブセンターの交点間まで420mm。
っということは、今回は400mmでいかなければならい。
いわゆる、フレームサイズ400mmという位置関係です。
フレームサイズが小さくなると、シートステーの付け根も下にならざる得なくなり。
ホィールを入れたとき、シートステーとタイヤの距離がかなり詰まってしまう。
今までのっているバイクは、420mmで16mmΦ、肉厚0.5mmのシートステーを使っていて、25Cのタイヤをはいて、ギリギリということ。
なので、今回はさらに20mmも下がるので、さらに狭くなる。
そこで、以前にもかいた、14mmΦのシートステーをエアロ形状に変形させたシートステーを使うことに。
細くなるので、剛性をおとしてはいけないと、肉厚も0.8mmのものに。
これであれば、クリアランスは十分と思いますが。
とりあえず、400mmで大丈夫かを確認したいので、トップチューブではなく、
シートステーから取り付けます。
あわせてみたところ、全く大丈夫ということが分かったので、取り付け作業開始です。
こちらもチェーンステーと同じで、現物あわせで長さをカットしていきます。
削ってはあわせて、あわせては削っての繰り返し作業です。
シートステーがついたら、上ブリッヂを取り付けます。
マスプロのフレームだと、結構省略しているフレームもあるようですが。
ボクは、このブリッヂは剛性に影響すると考えているので、つけます。
折角シートステーがエアロなので、ブリッヂもエアロでいきます。
大分カタチになってきましたね。
お次は、トップチューブ付けです!