職人マツナガ通信

2月20日

FさんのプロジェクトM、接着作業です。
ラグパートができあがったので、いよいよ接着作業です。
使用するカーボンチューブは。
ダウンチューブが、オーバーサイズの弾性率80トンの炭素繊維をつかったチューブ。
シートチューブが、ノーマルサイズの弾性率80トンの炭素繊維をつかったチューブ。
トップチューブは、ノーマルサイズの弾性率40トンの炭素繊維をつかったチューブ。
という、かなり剛性の高い構成です。
この仕様は、今まで使っていたプロジェクトMと同じです。
Fさん、剛性には全く不満はない、といことで、同じ仕様でいきます。
体重100kgのライダーから、40kg台のライダーまで。
快適に踏めるだろうと思われる、剛性の違うカーボンチューブを用意しています。
多分このカーボンチューブのバリエーションは、クロモリのチューブのバリエーションより多いと思います。
これがカーボン繊維という、強度、剛性を設計できる素材のよさですね。
まずは、カーボンチューブを、図面の寸法にカットします。
ダミーラグチューブをつけて、カット。
ダミーラグチューブにそって、削り飛ばしていきます。
ダウン、トップ、シートチューブ、各チューブ長さをだしていきます。
長さを出し終わったら、お次はラグにセットをして、一本、一本長さの微調整をしていきます。