職人マツナガ通信

2月22日

コリマのカーボンリム、手組の後輪ホィールのご注文。
オーナーのOさんは、体重60kgで、ギンギンのレース向けに組んで欲しいというリクエスト。
ハイトは47mm、ホール数は32ホール。
Oさんの体型、乗り方からすろと、これくらいのホィール数は欲しいところ。
スポークはサピムCX-RAY。
さて、組むに辺り、どれくらいのスポークテンションにするかを考える。
まずは、メーカーが指定しているテンションがあるはずなので、調べてみる。
すると。
フロントは最高85kg。
フロントディスブレーキホィールの場合、ディスク側115kg
リアは、フリー側160kg
っとでていた。
結構上げられるのだな。
で、実際に組んでいきます。
いつものように縦ぶれからとっていきます。
アルミリムだと、ある程度振れがとれてきたら、
振れ取り台から外して、自作のホィール踏み台にのせて、体重をかけて踏むのですが。
カーボンの場合は、かなり加減をして踏み込んで、馴染みをだしていきます。
縦が取れたら、お次は横振れです。
そして、歳台振れ0.2mmの範囲にとれてきたら、また振れ取り台からはずして、踏みます。
これを何回か繰り返しながら、スポークテンションを上げていきます。
さすがに、160kgまでは、あげませんでしたが、堅めに組上げました。
さて、Oさん、使ってみて下さい!