職人マツナガ通信

3月23日

スルーアクスル。
最近のディスクブレーキ仕様のフレームになってから。
ホィールの止め方が、ほとんどスルーアクスルになった。
エンドの片側には丸穴が開いていて、もう一方の方にはネジが切ってあって、
そこにスルーアクスル(軸状のものを)を通して、ネジで締め込んでハブを固定するとうものです。
普通のクックレバーより剛性があがるということで、世の中にでてきたようです。
今までは、このクイックレバーは、ホィールまたはハブに付属してくるものでしたが。
スルーアクスルになってから、フレーム側の付属品となってしまいました。
困ったことに、このスルーアクスル太さやネジの企画が統一されていないということです。
そうなんです、フレームのメーカーによりまちまちなのです。
なので、今までのようにクィックレバーを、軽量のもの交換したり、カラーを合わせてかえたりと、簡単にできなくなってしまいました。
今までに何台もディスクブレーキバイクを納車してきましたが、色々なタイプのスルーアクスルがありました。
通常のレバー型、6角アーレンキーで外すタイプ、まわすためのレバーが内蔵されているもの、まわすレバーと軸とがセパレートになるもの、などなど。
各メーカー、色々趣向をこらしているようです。
でも、ボクは通常のレバー型が一番使いやすいとおもいます。
ボクのつくるプロジェクトMには、リアはDT社製の通常のレバー型がつきます。
フロントフォークは、また、また、メーカーにより違うんですね。
先日納車した、SさんのフォークはENVE製。
六角アーレンキータイプで脱着するものがついています。
今回初回点検でお持ち込みSさん、前輪もレバータイプに交換をして欲しいというリクエスト。
そうですよね、車輪の脱着にいちいちアーレンキータイプをださなきゃならないのは、面倒ですよね。
でも、見た目がスッキリするせいか、このアーレンキータイプも増えているんですよね。
先日の、ケーブル内臓につづき、ここでも使い勝手より見た目が優先になっているのか。