職人マツナガ通信

5月14日

カゴ取り付け。
クロスバイクを街乗り用とか通勤、通学用とかに利用されたい。
ッというお客様の中には、カゴを取り付けて欲しいというリクエストをよく頂きます。
クロスバイクは、もともとはスポーツライド向けということで、
カゴをつける事を想定してない作りが多いです。
極まれに、専用のカゴを用意しているメーカーもありますが。
ほとんどのメーカーはありません。
中には、フレームには、カゴを取り付け可能そうなダボ(ネジ穴)はあるのですが、
メーカーではあうものを用意していない、なんてことも間々あります。
なので、フレームの作りが違う各メーカーのクロスバイクにカゴを取り付けるのは、結構大変です。
今回は、ビアンキのローマ3に、カゴのリクエストです。
ローマ3は、ディスブレーキ仕様で、フロントにはエンドにドロヨケ用のダボ穴が一つあるだけで、キャリをつける仕様にはなっていません。
そこで、荒技をつかって、加工取り付けします。
まずは、Vブレーキ用バイクにつかうカゴとキャリアを用意します。
そうして、Vブレーキ台座に取り付けるための足を荒技を使って取り外します。
足を取り外したキャリアをバイクに取り付けます。
ここで、キャリアとバイクのフロントエンドのダボ穴をつなげるための、アルミの長材を用意します。
長さを測ってカットして、キャリアとダボ穴をネジ止めする穴をドリルで開けます。
それを両側つくってキャリアにとめつけると、フロントキャリのできあがりです。
これにカゴを取り付ければOKですね。
見た目も違和感なく、最初からそういうものがあったような感じでできました!
当店でお買い上げ頂いたバイクは、こういうサービスもいたします!