ハンドル変形。
先週末ご注文のあったバイクが、木曜日にメーカーより到着。
すぐに組み立てをして、今週末納車というスケジュール。
できるだけ、お客様にお待たせしないように作業をします。
このパターンは開業以来続けています。
納車が重なると、当然残業となります。
四十代の頃は、体力もあり、日付けをまたいで作業なんてことも間々ありました。
昼間は、接客と通常の作業があり、閉店後、夜中にフレーム作りを開始、なんてこもありましたっけ。
さすがに、今は、六十歳を目前に、少々体力と集中力がなくなってきたようです。
以前のように、夜中まで作業をする、っということができなくなってきました。
なので、作業のスケジューリングをうまくつくり、できるだけ、残業はしないようにしています。
なんせ、集中力が無くなって作業をすると、人の命をのせるものを扱っているので、大変危険なんですね。
今週もスケジューリングをしての作業です。
ところがどっこい、このスケジューリングがなかなか、その通りにはいかない。
今日も、到着したバイクを組み立てていると。
ハンドルに、ブレーキレバーが通らない、逆側は普通についたのに。
ラバーのバンド径が小さい?
そんなこと今まで一度もなかったのに。
しかたがないので、以前やったレバーバンドの内径を広げる作業をする。
そうして入れみると、まだ、入らない?
そこで、改めて、ハンドルバーをみてみると。
ぬぁんと、バーエンドが変形しているではないか。
これでは、入るわけがない。
いや~、四十一年自転車稼業生活、初めてみる不良だぁ。
何らかの原因で、輸送中に変形してしまったものと思われる。
トホホ・・・・。
しかし、しかし、しかし、何で自分の組むバイクが当たるんだ!
日本で一年間に新車として販売される自転車の総数は,約700万台位という。
おそらく、確率的に言うと、1/7000000ということだろう。
毎度ここに書きますが、どうも、自分は、こういう希少な不良にあう確率が異常に多い気がする。
何かをもっている?
しかし、この手のものは、もっていたくない。
っということで、すぐにメーカーに連絡、代替えのハンドルを送ってもらうが。
到着が土曜日になってしまう。
土曜日は、予約が埋まっているので、作業は残業になってしまう可能性が・・・・・。
あ~、予定は未定だ。