職人マツナガ通信

7月10日

Iさんのフラットバーロードのオーバーホール。
クランクの脱着も無事に終了、やりにくいケーブル類の内蔵処理も終了。
オイルディスブレーキの交換、ブリーディングも終了。
Iさん、このバイク通勤ライドで毎日使っているということで、
できるだけ早くお渡ししできるように、作業を進めてきました。
最後の作業、ディスブレーキキャリパーの位置だし作業です。
これもちゃんとブリーディングできていれば、それほどたいした作業ではありません。
リアは、問題なく取付完了。
フロントをやってみると。
ローターとプレーキパッドが擦ってしまいなかなか位置が決まらない。
こんなはずじゃない、っとリアブレーキキャリパーと比べてみると。
左右のブレーキパッドの間隔が異常に狭い。
ボクは、まだディスブレーキを扱っている数が、他の作業にくらべて少ない。
こういう経験は初めてです。
自分の作業がいけなないのか・・・・。
っとまずは、自分を疑い、もう一度ブリーディングをやってみる。
しかし、変わらず。
ブレーキキャリパーのメーカーのシマノさんに現状を問い合わせてみると。
キャリパーのピストンを、レバーを引いて、少し出しては、押して戻し、また出しては押して戻すと、
動きがスムーズになり、間隔が広がる可能性があろという回答。
さらに以前のディスクブレーキにはたまにこういう症状があったが、最近はほとんど見られないという。
早速やってみる。
っも、あまり変わりなし。
最終的には、パーツの不良か・・・・・・・。
しかし、自分はホントによく当たるな・・・・・・・・。