職人マツナガ通信

7月17日

Mさんのホィール、無事にフリーホィールを外すことができました。
お次は、スポーク長だしです。
ハブのフランジ径、フランジセンター間の距離、リムのERD(Effective Rim Diameter)という、ニップルの頭までの直径値を、
使って計算します。
最近は、このERD値がリムのメーカーが出してくれているので、助かります。
計算は、ボクのアマンダスポーツ時代から使っている数式を使います。
Mさんのこのホィールの仕様は、カンパニョーロのスモールフランジハブ 36穴、
マヴィックのチューブラーリム、スポークは、15番のダブルバテットスポーク、8本取り組、というのもでした。
これにそって、代替品を探してみます。
マヴィックのチューブラーリムは、シルバーで36穴というものが現行でもありましたが、残念ながら在庫が現在なし。
スポークも、スモールフランジ、36穴、8本取りという、今はほとんどない組み合わせのため、こちらも在庫なし。
っということで、リムは、イタリア製アンブロッシオ、スポークは15番のダブルバテットスポークで6本取り組仕様なら、
パーツがそろうので、こちでご提案ををいたしましたが。
Mさん、
「実は自転車が40年位前のそれこそビンテージ物?なので、
出来るだけ現状に近い構成にしたいと思っているところです。」
というご返答。
なので、少しお時間をいただきますが、
リムの入荷待ち、スポークも受注生産ということでオーダーをして待つことに。
少しお待ちいただきますが、気に入ったものをお届けします!