職人マツナガ通信

8月1日

先日ここに書いた、タイムRXインスティンクトを駆るOさん。
サドルを引きたいということで、ピラーを改造しましたが、さらにもう少し引きたい、というリクエスト。
そこで、さらに考えて。
サドルのレールをのせるやぐらの幅が一番狭いとおもわれる、WRのシートピラーのやぐらに変えることに。
おそらく、このやぐらごとごっそり変えるのが、一番効果的。
Oさん、使っていないWRのピラーをもっていたので、そのやぐらの部分をお持ち込み。
まずは、タイムのピラーの止付けねじ、特殊な7㎜のタッピング。
WRのやぐらの小物に、下穴6㎜をあけて、タッピングします。
お次に、やぐらのレールを乗せる下のパーツの、曲面を、タイムのピラーの曲面に合わせるためにステンレスの板を、
一枚つくって、曲面をつけて、やぐらとピラーの間にはさみます。
そうして、今度はやぐらのレールをのせる、上のパーツのレールをかぶせる溝の端面を少し削ります。
これで、改造はおわり、組み立てです。
タイムWR合作ピラーの出来上がり。
前回よりさらに8㎜くらいひけるようになりました。
っということは、オリジナルより18㎜近く後退できました。
でめたし、でめたし。