職人マツナガ通信

9月4日

Fさんのプロジェクト、設計図ができたので、お次は材料選びです。
ヘッドチューブ材、ラグ材、シートステー、チェーンステーを選び出します。
ヘッドチューブ材は、上がOS、下が1・1/4という異形チューブ。
下の1・1/4というサイズが入るための笠になる部分のパイプも必要となります。
ラグ材は、ベース0.9㎜肉厚、一部1.0㎜肉厚のものでいくことに。
チェーンステー材は、22.2㎜の0.8㎜肉厚にのもの。
シートステーは、ディスブレーキ仕様なので、カンティ台座をつくえなくてもいいので、
16.0φ の0.5㎜肉厚で行きたいところなのですが。
シクロクロス車ということで、泥詰まりがあるので、
タイヤとのクリアランスを考えて細めの肉厚物にするか。
これは、実際に作っていって、その場でクリアランスを確認して決めたいと思います。
後は、カーボンチューブですね。
トップチューブは40Tの通常肉厚、通常外径ものに。
シートチューブは、80Tの通常肉厚、通常外径ものに。
そしすて、ダウンチューブは、今回初物となる90Tの通常肉厚、通常外径のチューブでいきます!
この90Tチューブ、クロモリでいうところの、0.8x0.6チューブのねじり剛性が2倍もあるということ!
おそらく、マスプロメーカーのカーボンフレームで、弾性係数90トンという炭素繊維を使っているフレームは世の中にはないと思います。
さて、材料はそろいました。
製作開始です!