職人マツナガ通信

9月10日

Fさんのヘッドチューブつくりです。
外径の違う日本のチューブが削り出せたら、
お次はこのチューブをロー付け(溶接)して連結させます。
連結させたら、ヘッドチューブの下側 1・1/4のヘッド小物を圧入するための、切削作業をやります。
まずフライス盤で、大雑把に削ったら、旋盤に移して、内径削りバイトで削っていきます。
慎重に慎重に削っていきます。
内径が削れたら、今度は外径を削って指定の肉厚にします。
そうして、最後に端面をそろえてきれいに削り、
最終的に図面の長さにあわせてカットしたら出来上がりです。
ふ~。
書くと短いですが、結構時間のかかる作業です。
今回のこの作業は三回目でだいぶ慣れましたが、
スムーズにこなすには、もう少しこの作業を経験する時間が必要ですね。
お次はラグ作りです。