職人マツナガ通信

9月21日

ミニベルトサンダー逝く。
三十年近くつかっているミニベルトサンダーが、
作業中に急に動かなくなった。
ホントに、何の前触れもなく、フッと動きをやめてしまった。
ん~、考えてみる三十年くらい酷使つづけている、さすがにそろそろ寿命なのか・・・・。
その止まり方から、多分内部のモーターの部分が壊れてしまったと思う。
しようがない、新規買い替えか。
同じ商品を探してみるが、三十年も前の型、当然そのものはなく、新型となる。
しかし、しらべていくと、どうも新型は、
当然ミニベルトサンダーと同時に購入した今使ってる電源ボックスには、ジャックが合わないことが判明。
はて、さてどうするか。
ミニベルトサンダーと電源ボックス両方購入するとかなりの金額になる。
しかも、まだつかえる電源ボックスがいらなくなってしまう。
中古でもいいので、今のミニベルトサンダーがないかと探してみる、っと。
他のメーカーから、全く同じ型番のミニベルトサンダーがみつかった。
しらべていくと、今の電源ボックスに使えることがわかる。
致し方ないので、こちらを購入するか。
とりあえず代替品がみつかったので、ダメもとでバラしてみることに。
もしかしたら、どこかの配線が切れているだけもしれない。
バラしている作業中、ハッタっと気が付く。
なんと電源ボックスにつなぐコードが切れかかっているではない。
これが原因だったのか・・・・・・・・。
試しに、切れかかっているところを一回切断をして、
その端のコーティングをはがして、中の電線をつなげなおしてみる。
っと、なんと生き返った!
このミニベルトサンダー、今までにも補修部品がないなど、
何回か廃棄の危機に瀕しましたが、それを何とかクリアして今に至っています。
ここでさらに、また、生き延びましたね。
ものつくりには、どんなに小さな工具でも、ないと途端に作業に支障をきたします。
大事に、大事に使っていきたいです。