職人マツナガ通信

9月25日

FさんのプロジェクトM、シートステー取付です。
チェーンステーがついたところで、下ブリッヂをロー付(溶接)けします。
泥つまりという点からいくと、ないほうがいいのですが。
剛性というてんからいくと、あるとないとでは大違いなので、ボクは取り付けます。
むか~しに、下ブリッヂを取り付けた時と取り付けていないと時の、
フレームのバック三角の静荷重試験をした時に、明らかに違う数字がでました。
お次は、シートステー取付です。
シートステー材は、16φの0.5㎜肉厚のものでいこうかと思いましたが。
タイヤとのクリアランスを考えて、14.0φの0.8㎜肉厚のものをさらに、
縦細になるエアロ形状加工をしたものでいきます。
フライス盤でシートチューブと合わさる部分をザグって治具上のフレームあわせてみます。
タイヤクリアランスを確認すると、十分な隙間があるので、いつもの集合ステータイプでいきます。
チェーンステーと同じで、寸法を手やすりで削っていきます。
ここでも、削っては合わせて、あわせては削ってを繰り返して、ピッタリ寸法に合わせます。
シートステーがついたら当然シートステーにも上ブリッヂをとりつけます。
これで完全に自転車のフレームのカタチになりましたね。