職人マツナガ通信

10月18日


FさんのプロジェクトM、塗装に入れる前にもう一仕事。
パーツを組み替えるとこいうことでお持ちいただいた、今まで乗っていたバイクをみてみると。
シマノDi2パーツののハンドルジャンクションが、
カーボンエアロハンドルの左側のバーエンドについている。
聞いてみると、以前このバイクを組んだお店で、
このカーボンハンドルの内側に成型時に残っているエアバックの残骸が、
Di2コードを通すの邪魔してしまい、右側につけられなかったということ。
Fさんのご希望としては、右側バーエンドにつけたいとのこと。
今回Fさんのカラーリングのリクエストは、オレンジ号レプリカ。
ということは、ハンドルも同色オレンジで塗装にださなければならない。
塗装に出した後組付け時に、組み立てたら、できなかったじゃすまないので、
塗装前にクリアしておかなければならない問題。
早速、Di2ケーブルをハンドルに通してみると。
おっしゃる通り、ハンドル内部に成型時の突起があるらしく、うまく通らない。
とがった、針金をとおしいて、つついてみるが、その程度ではびくとしないくらい強い。
はて、させてどうするか・・・・・。
いろいろやってみると、一本だけなら何とか通ることが分かった。
シマノさんのやり方だと、二本通らないと配線できない・・・・・・・。
考えていると、以前シマノさんの営業さんに、Di2ケーブルは、
各パートに全部つながっていれば、問題なく動く、っと聞いたことを思い出す。
そこで配線を考えて、ハンドル右側には、ジャンクションにつなぐための一本だけでよい配線を考える。
一応配線図はできた。
後は実際にこれで問題なく動くかを確認すればよい。
っということで、実際につなげてみました。
すると、お~、問題なく動く。
これなら、Fさんのリクエスト通りに、右側にジャンクションを取り付けることができますね。
これで、すべてOKです。
塗装屋さんへ送ります。
Fさんもうすぐです、少しお待ちください!