職人マツナガ通信

12月6日

フレーム補修。
タイムを駆るEさん、バイクメンテナンスでお持ち込み。
年間1万キロ走行のの強者です。
2010年にお買い上げいただいているので、走行距離は優に10万キロ越か。
定期的にメンテンナンスにお持ちいただいているので、全く問題なく使用できています。
今回スタッフサカマがメンテナンス作業をしている時。
トップチューブ下についているリアブレーキアウターストッパーが外れかけているのを発見。
ん~、完全にははずれていないので、無理やり外すのはフレーム側を痛める危険性があるので、
どうしようかと思案していると。
メンテナンスをすべて終了して、ブレーキングをしてみると、案の定外れてしまった。
実は、Eさん、このトラブルは三回目。
一回目は、2013年に。
この時は輸入元が補償対応ということで修理をしてくれた。
二回目は、2019年に。
この時は当店で修理。
Eさん、かなりの汗かきのようで、トップチューブ下についているこのストッパーに汗がたまってしまい腐食してしまう。
汗の侵入でヘッド小物のベアリングもひどい状態でした。
アルミのリベットと接着剤でとめているのですが、アルミのリベットが完全に腐ってしまっていました。
当店でお買い上げのフレームなので、こういうフレームの補修作業もします。
前回修理してから二年ではずれてしまったので、今回は接着剤をかえてみることに。
より強力な接着剤で、リベットをして止めなおしました。
これでまた、バリバリ乗れますよ!