職人マツナガ通信

12月10日

Sさんのプロジェクト、治具にのります!
ラグパートのできたSさんのプロジェクトM、
通常はチェーステーやシートステーの下ごしらえをするのですが。
ディスブレーキ用のスルーアクスルリアエンドは、最初に準備する加工ができないので、
治具にのせて現物合わせでつくっていきます。
なので、ラグチューブが出来上がった段階で、治具にのせていきます。
まずは治具のセットです。
シートアングル、ヘッドアングル、ハンガー下がりなどの、
図面の数字を治具を動かしてうつしていきます。
治具がセットできたら、ヘッドチューブとハンバー、シートチューブをセットします。
セットできた段階で、治具上のトップチューブ長を計測して、
図面の基本設計の数字と比べます。
この数字があっていれば、図面の数字が、
治具上に間違えなくうつせた指標になります。
ここで間違えると取り返しがつかなくなるので、慎重に数字を確認していきます。
OKですね、バッチリあっています。
いよいよこれから自転車をつくっているんだな、っとわかる作業に突入です。