職人マツナガ通信

12月17日

SさんのプロジェクトM、シートステー取付です。
フレーム体最後の骨組みシートステーです。
部材は、16㎜φの0.5mm肉厚のカイセイ8630材です。
現物合わせをしたところ16㎜φでも、32Cのタイヤを付けたときに十分にクリアランスがあることを確認。
まずは、必要な長さをにカット。
お次は、シートラグにとりつくための角度ザグリをフライス盤でやります。
ザグリができたら、現物合わせで長さをあわせていきます。
これもチェーンステーと同じで、削ってはあわせて、あわせては削ってをくりかしえて、
ピッタリの寸法にします。
二本とりついたら、お次はブリッヂつけです。
ディスクブレーキになってから、リアの上ブリッヂ、下ブリッヂを省いたフレームもでてきましたが。
ボクは、剛性に関係あると考えるので、
上ブリッヂ、下ブリッヂとも、セオリー通りにとりつけます。
さて、Sさんフレームのカタチになりました。

今朝もさぶかったですね。
朝いつものウォーキングをしていたら途中にある池が凍っていました。
たしか去年は一度も凍らなかったっとおもいます。
やはり、今年はさぶいのか。
昨日書いたオレンジ号レプリカを駆るNさん、今朝も乗ったのでしょうかね。
以前エキップアサダの浅田監督に聞いた話。
浅田監督がまだ現役のプロロードレーサーだったころ、ベルギーに住んでいて、冬トレーニングに行こうとしていた。
外はかなり冷え込んでいる様子。
こんな日でもトレーニングにいくのか、っと同じプロの先輩選手にきいたら、
当たり前だろう、っといわれて、しぶしぶスタート。
しかし、家を出て少し走ると、とてもつなく寒く、すぐにUターンして家に戻る。
家に戻って温度計をみたら、マイナス3度だった・・・・・。
戻ってきて、同じ先輩にそのことを話したら、
お前ホントにいったのか! っと笑われたとのこと。
ヨーロッパのプロといえども、0度をきったら、トレーニングはしないらしい。
Nさん、マイナス6度でも走る・・・・・・、今朝は何度だったのか。