職人マツナガ通信

12月18日

SさんのプロジェクトM、骨抜きにします!
フレームのカタチになったものを、
治具から外してダミーチューブを抜いてバラバラにします。
治具にのったままでは、ロー付け(溶接)できなかった部分を、
フレームをひっくり返してローをまわします。
フレームの接合部すべてロー付けがきたら、
もう一度ダミーチューブをいれて、治具にセットします。
熱で歪んでしまった部分の修正です。
リアエンド幅が、大抵縮んでしまうので、これを強制的に戻して芯だしをします。
芯だしができたら、シフトケーブルストッパーやブレーキケーブル内蔵口などをロー付けします。
シートステーにはチェーンフックもとりつけます。
先日これをみた、大学生のFくん、これなんですか?
ん~、そうか、最近の若者はチェーンフックなるものをみたことがないのか。
これは、後輪を外した時に、チェーンが遊ばないように、チェーンをひっかけるための小物です。
クロモリフレーム全盛のころは、ごくごく普通についていたのですがね。
ラグパートだいぶ完成に近づいてきました。
あとは、ディスクブレーキ台座のとりつけですね。