職人マツナガ通信

4月16日

滋賀県のNさんのプロジェクトM、ラグ作りです。
まずはカーボンチューブが差し込まれるクロモリチューブ作りです。
元管をだします。
このもラグ用チューブもカイセイ8630材です。
ヘッドチューブ、トップチューブのヘッド側とシートチューブ側、
ダウンチューブのヘッド側とBB側、
シートチューブのトップチューブ側とBB側、
っとつくります。
旋盤に加えて、肉厚の切削です。
Nさんのフレーム用に0.7㎜に肉厚を削っていきます。
今回は剛性がですぎないような設計です。
肉厚が切削できたら、それぞれのパートに必要十分な長さにカットです。
接着強度とかかる応力を計算して、十分に余裕のある長さにしてあるので、
通常使用で接着が外れてしまったということは一例もありません。
ヘッドチューブの肉厚は0.9㎜厚に切削します。
まずはメイクのできあがり、という感じでしょうか。
お次は衣装合わせの、フライス盤によるミーリング作業です。