職人マツナガ通信

9月3日

シマノさんの新型デュラエース&アルテグラの発表は反応が大きいです。
待ってましたとばかりに、堰を切ったようにご注文や問い合わせが。
うれしいことなのですが、問題は納期ですよね。
いくらご注文を頂いても、物がなければ、絵に描いた餅、身になりません。
早くコロナウィルスが収まってくれるのを祈るばかりです。
新規のものが発表されると気になるのは価格ですよね。
SBTMでは、お見積りをつくるのに、ボクが表計算ソフトで作ったオリジナルのものを使っています。
まずは元帳という部品台帳があります。
これに、商品名や価格、仕入問屋、仕入日、そしてコードを打ち込みます。
そうして、見積書のコード欄に、つけたコードを打ち込むと価格が自動的に表示されます。
この部品台帳の歴史は古く、三十年近く前にボクが神奈川で雇われ店長をやっていたときに作ったものです。
新しい部品が入荷すると、行をたして追加していきます。
そすて、古くなってしまった部品も、何かの時に必要なるかとおもい、ほとんど削除せずに続けてきました。
なので今では、行数が38000行くらいある、ものすごく大きなファイルになっています。
感覚としては、ウナギ屋さんのたれと同じですね。
継ぎ足し継ぎ足し、ずっと継続してきた。
インプット作業はめんどくさいのですが、一度登録をしてしまえば、
見積書を作るときの価格の間違えもありません。
この部品台帳が、ボクの自転車屋さんとしての歴史かもしれませんね。
早く新型デュラエースとアルテグラを登録しなければ。