職人マツナガ通信

9月19日

タイムを駆るS夫人、バイクメンテナンスでお持ち込み。
Sさんご夫妻はご主人はプロジェクトMを駆る、めおとサイクリストです。
S夫人家庭の事情でここ二年くらいバイクはほとんど稼働できなかったそうです。
ここへきて、少し時間ができたので、また再開ということでバイクをお持ち込みいただきました。
最後にメンテナンスをしたのが、2017年の12月。
その後1500㎞前後位使用。
使用距離はたいしたことないですが、経年が約四年。
保管は室内ということですが、ゴム系のパーツは硬化している可能性があるので交換をすることに。
コンポは電動メカ。
変速状態を確認すると。
ん? 変速途中でチェーンがスプロケットに引っかかり動かなくなる。
何回かやっても同じ症状。
ん~、なにかな~、っと思いつつ各部を点検すると。
なんと、チェーンがさびつてい、への字形に変形しているではないか!
おそらく、スプロケットにかかった位置で、ずっとそのままになっていたので、
その形にかたまってしまったのでしょう。
屋外保管で、あまざらしの状態で置いておいたものでしたら、
このような状態がありましたが。
室内保管でここまで固着しているのは、はじめてです。
手でもどそうとしましたが、びくともしませんでした。
多分このまま使っていたら、リアディレラーを壊してしまっていたかもしれません。
やはり、しばらく動かさなかったバイクは必ず点検をすることをおすすめします!