職人マツナガ通信

11月3日

千葉県のOさんのプロジェクトM、接着作業です。
ラグパートの作業がすべて終了したので、接着です。
メインチューブ三本のカーボンチューブを用意します。
ダウンチューブには、40Tのノーマル肉厚チューブ。
シートチューブには、80Tの薄肉チューブ。
トップチューブには、40Tの薄肉チューブ。
を選びました。
体重、乗り方、ブルべ用ということで、
これでばっちりOさんにあった剛性が出ると思います。
ボクのこの剛性の選び方は、
今まで作ってきたフレームに乗っていただいた選手やツーリストのインプレッションと、
カーボンチューブ単体でのねじれ、曲げテストの数字、
それと、フレーム体になってからの静荷重テストの数字をもとにだしています。
幸いにして、アマンダスポーツで仕事をしているときには、
国内のかなりの有力な選手に乗ってもらっていましたし、
その後も、トライアスロンのオリンピック選手や、
現在エキップアサダの浅田 顕監督などにものってもらっていました。
これらの経験がすべて肥やしになっています。
取り出したカーボンチューブの長さのカットをしていきます。
ラグの中でもピッタリ突き合わせの形状があうように、
ソーガイドのチューブをかぶせて削っていきます。
まずは、図面の長さにわせてカーボンチューブをカットです。