職人マツナガ通信

11月5日

千葉県のOさんのプロジェクトM、接着剤塗布です!
カーボンチューブの長さの部調整ができたら、接着準備です。
ラグパートのカーボンチューブが差し込まれる内壁をリューターであらします。
これは接着剤の剥離強度をあげるためです。
そうして、カーボンチューブのラグに入る部分も、
ペーパーやすりであらします。
地味な作業ですが、結構重要です。
できたら、ラグパートとカーボンチューブを完全脱脂します。
手の油も厳禁なので、ゴム手袋をして作業です。
脱脂が終わったら、接着剤塗布です。
接着剤は、エポキシの一液性の熱硬化タイプのものです。
エポキシ接着剤は、硬化剤と主剤の二液タイプのものが多いのですが、
一液の方が、混合比を気にする必要もないので作業性がいいです。
ラグパート内面とカーボンチューブ、両方に塗ります。
塗り終わったら、インサートです。
カーボンチューブはラグにいれる順番があります。
これを間違えると、三角形なので三本収まらなくなります。
三本さし終えたら、治具のセット確認をします。
OKなら、加熱器で加熱です。
さて、ついにカタチになりました、Oさん!
焼き上がりのホカホカです。