職人マツナガ通信

3月26日

オレンジ号レプリカを駆る地元のNさん、
今朝のライドでぬれた路面を走って、
ご使用のチューブラータイヤがパンクしてしまったということでお持ちこみ。
濡れた路面は、路肩のガス片や異物が雨でながされて路面にひろがり、
さらに雨水が接着剤となりタイヤに異物がはりつてしまうのでパンクの確率があがってしまいます。
5時間くらいで、若干抜けるという状況。
Nさん曰く、なんとか瞬間パンク修理剤の充填でなおならいものか、っと。
ん~、微妙なところ。
瞬間パンク修理剤は、天然ゴムエマルジョンという液状のゴムをチューブ内に注入して穴をうめるもの。
取扱説明書には、
「直径 1mm 以下の釘穴を対象とする修理剤です。」
っとあるが、1ミリというと相当な穴である。
確認のため、10気圧までタイヤの空気圧をあげて、
穴とおぼしきところに、石鹸水をぬってみる。
っと、お~、シャボン玉がふくらんだ、明らかに穴が開いている。
ボクの経験でいくと、どこに穴が開いているかわからない程度のパンクなら、
この修理剤で直すことができる。
明らかに、穴の開いている場所がわかる場合は、ちょっと無理かも。
っということで、Nさんには、残念ですが諦めてもらいました。
Nさん帰ってからタイヤをはずして、あけてみると、
見事にチューブに穴があいていました。
画像をおくってくれいましたが、
ん~、やはりこの穴では無理でしょう、修理剤使わないでよかったです。