職人マツナガ通信

8月20

乗鞍がいよいよ今週に控えて、
身辺慌ただしくなってきました。
普段ほったらかしの、
自家用車をとりあえず、
ノントラブルで完走できるように、
メンテしなければなりません。
動かないメーター動くようにしたり、
はずれてしまった、
ワイヤーキャップつけたり。
いや~、自分の自転車はめんどくさいです。
やってもらえるなら、だれかにやってほしい~。

8月21日
乗鞍の準備は今日しかできないので、
午前中から、いろいろ準備で動き回る。
家の近くへの買い物に、
散歩がてら歩いていきました。
もう、半年以上住んでいるのに、
歩いてみる風景はまた、
ちょっと新鮮。
そこら中に畑があり、トウモロコシや里芋が、
育ちはじめてました。
ここのところ、
ホント慌ただしくこういう時間がなかったな。
なんとか、ある程度荷物をまとめることができ、
あとは、脚の毛そって、
完走目標時間けいさんしたり、
乗鞍までのルート確認したり、
あ~、乗鞍スタートにたどりつけるのか。
ウェアを準備していて、
ちょっと思案したあげく、
今回は思うところあって、
リマサンズのウェアで参加しようと決めました。
ブルーとグリーンのオリジナルで、
上からしたまできめようとおもいます。
しかし、ウェアきまっても、
タイムわりい~と、かっちょわり~。

アメリカ放浪記
写真は塗装をしているところです。
メッキをやってしまうくらいですから、
塗装も当然ですよね。
規模は決して大きくないのですが、
すべて、自分のところでやってしまう、
これが、彼のシゴトみていて一番勉強になったことでした。
彼のシゴトをみていたら、
やたらとフレームをつくりたいという、
キモチが膨らんできました。
一通りシゴトみれて、
自分の中で吹っ切れたものができたので、
彼に、
「いろいろありがとう、もういくことに決めました」
といったとき、
彼が、
「どこへ行くんだ、大丈夫なのか?」
と困惑顔で聞いてくれたことを今でも思いだします。
少しの間ですが、一緒にいる時間が長かったので、
多少の情が発生したのかもしれません。
おそらく、ボクがどうしても彼のところでシゴトをしたい、
という思いがその時つよかったなら、
きっと、「もう一度シゴトする事かんがえてもらえませんか」
といっていたと思います。
そして、もしかしたら、彼はOKしていたかも・・・・。
しかし、その時、ボクは、
「大丈夫、何とかするからご心配なく」
と言ってしまいましました。
あのとき、もう一度彼に頼んで、
アメリカでシゴトする事ができたら、
今頃どこで何をしているんでしょうね。
まず、つくばにはいないでしょうね。
ジンセーっておもしろいです。
こうして、とりあえずの目標を失ったボクは、
アメリカのバイク雑誌を片手に、
フレームビルダー巡礼の旅へとでました。
この後も、たくさんのいいヒトにあって、
フレームつくりにかんしても、
たくさん得ることができ、
予定より全然早く
(予定では向こうに移住するつもりでしたから)
あっさり帰ってきてしまいました。
これ、結果的にいうと挫折になるんですが、
自分的には次のステップのための、
重要な通り道だったなとおもってます。
一応、アメリカ放浪記これで最終かとさせてもらいます。
また、機会があったら、
今度はイタリア就職記でもやってみたいとおもいます。
アメリカの写真、
ショップに張り出しておきますので、
よかったら見に来てください。