職人マツナガ通信

9月21日

昨日も営業後の製作シゴトしてました。
久しぶりに、クロモリフォークの製作をしました。
オーナーのリクエストで、
ロードサイズでダボ付きのエンドで、
ガードつくようなタイプです。
最初はフォークの足はまっすぐな、
チューブなのですが、
これに熱をくわえながら、
設計の寸法に曲げていきます。
これ左右、一本一本曲げるのですが、
最終的には、±1mmくらいまで、
ピッタリ合わせます。
ひょっとすると、
フレーム作りでこれが一番難しいかもしれないですね。
久しぶりの作業だったので、
(最近はカーボンフォークが多いので)
ちょっと、要領がいまいちでしたが、
やっているうちにだんだん思いだしてきました。
曲げの深さも、オーナーの使い方により、
浅く曲げたり、深く曲げたりします。
ちょっと前におもしろいはなしを聞きました。
台湾でフォークをつくらせると、
カーボンの方がやすいそうです。
クロモリはヒトの手がかかりすぎて、
高いそうです。
でも、買い手としては、
納得できないでしょうね、
カーボンより、クロモリが高いのは。