職人マツナガ通信

5月28日

ディスクブレーキ音鳴り。
ディスクブレーキがロードバイクについて久しいですが。
ディスクブレーキをかけた時に、かなり大きな金属音がすることがあります。
これは、ディスクローターやブレーキパッドが油分を含んだ汚れが付着したときに起きやすいです。
新規の組み立て時も、ローターやブレーキパッドに油分がつかないように、かなり気をつけて作業をしています。
そうやって組み立てたものを、納車前に試乗をして、音がするしないかを確かめてからお渡しするようにしています。
が、そうやってお渡ししたものが、少しのると異音が発生することがたまにあります。
納車当初は音がしなかったのに、しばらくのると音がしだした。
こんな時は、ローターとブレーキパッドをアセトンをつかって、徹底的に脱脂をします。
そうしてお渡ししたバイク、またしばらくすると音がしだします。
ん~、ということで、
ワコーズのラストリムーバーを導入することに。
ディスクブレーキローターがブレーキパッドとの摩耗で発生する鉄粉が付着して汚れてしまうことがあるので、
鉄粉を除去するようなクリーナー液です。
これでクリーニングすると、音はもとより効きもよくなるようです。
しかし、この音鳴り、どうして発生してしまうのかよく理由がわからない。
いろいろな使用ケースを想像してみるのですが。
まだ、まだ、経験値が必要ですね。