職人マツナガ通信

8月21日

以前ここに、大ベテランサイクリスト、百哩大王の創始者平本さんが、
ビンディングヘペダルからフラットペダルに乗り換えたことを書きました。
あの後、平本さんからメールをいただきました。
さらに、フラットペダル情報の追加です。

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松永さん

暑いです!
さて、先日マツナガ通信でフラットペダルを取り上げていただきました。
ありがとうございます。
しかし、あの時の三ヶ島のペダルは仮のもの。
使い勝手も良くありません。本命はこれです!

ディズナのリブラペダルです。
特徴は、前後に長いこと。115mmあります。
先日の三ヶ島ペダルは60mm。倍です。
長いと何が良いか?
足の置き場所が長いので、ペダリングが安定すること、そして力がよく伝わること。

さらに、このペダル。横から見るとシャフトを中心にU字型に湾曲しています。
要は、自然とペダルシャフト中心付近に母指球が来て落ち着く。
自然にポジションが出ます。
そしてつま先や土踏まずあたりがちょっと高いので、靴底にピンがグィッと食い込みやすい。
ペダリングの効率が良いです。

で、ペダルだけではダメで、シューズもセットで重要です。
出色の出来が、シマノET3 。
e-bike用シューズですが、靴底の適度なしなりがペダルに良く沿う。ピンの食い込みもグッドです。
ETっていうくらいですから、空も飛べるかもしれません。

松永さん、ぜひとも試してください。
気持ちよく走れます。
さらに、分かっているけれど、なぜか必要な時にビンディングが外れないで困る
「老年性ウッカリ立ちごけ」が防げますよ。

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っということでした。
さすがベテラン平本さん!、
単にフラットペダルにかえるだけでなく、
フラットペダルの使い勝手を研究。
今のところボクは、まだ、
分かっているけれど、なぜか必要な時にビンディングが外れないで困る
「老年性ウッカリ立ちごけ」
症状がでていないので、とりあえずビンディングです。
シュープレートとよばる、凹形状の金属小物を、
革底レーシングシューズの裏側に釘でうちつけて。
凹のへこんだところにペダルのプレートをはめて、
トゥクリップ、ストラップで締め上げてペダルから足が抜けないようにして使い始めてから、ほぼ半世紀。
ペダルからシューズがはなれないという呪縛から、
いよいよ逃れられる時がくるのか。