職人マツナガ通信

8月29日

先日納品した二十五年越しの恋号プロジェクトM
トーキョーのTさんからインプレッションをいただきました。
まずは寸法関係のほうはよかったようです、
デメタシ、デメタシ。
あとはぜひ加速感を体験していただきたいと思います。
Tさんの今回のオーダーの最大の目的、
クリテリウムで快走したい、
っということを主眼に剛性を選びました。
はて、さて、9月のデビュー戦はどうなるでしょうかね。
期待しています、Tさん!

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松永さま
まずは軽ーくシェイクダウンしました。
「乗り易い!」と言うのが第一印象。
専用のジオメトリですから、当たり前っちゃ当たり前なんですが、それでも全く違和感ないのは感動モノでした。
次に感じたのは、セッティングの確かさ!
いつも我流で組み立ててましたので、プロのセッティングに驚きました。
特にリアディレーラのインデックスが完全シンクロ!
異音ってしないもんだったのですね!
自分で組むと、必ずどこかではチャラ音が出てましたので
「完調のカンパってこんなにえーのか!」と感動しております。
お次はフロントフォークの行儀のよさ。
テストコースに荒れた下りがあり、カーボンストレートフォークだと
手が、弾き飛ばされそうになるのですが、決してそんなことはなく
しっとりと吸収しつつラインは確実にトレース。
ここはクロモリにして本当によかったです。
「名刀松永」と言う感じ。
短距離試走でしたので、本日はここまで。
フレームの感想はもう少し走り込んで、またレポートいたします。
25年越しの恋人は奥がふかいぞ!
よろしくどうぞ。

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