職人マツナガ通信

2月20日

車イスホィール振れ取り。
訳あって車いすホィールの振れ取り作業です。
車いすホィールの用のハブは片持ちハブです。
なのでいつも使っているハブを挟み込む振れ取り台にはあいません。
今まで何回かこの片持ちハブのホィールを組んだことがあるのでできるでしょう。
しかし、どうのようにしてやったかは、もう記憶はすっ飛んでいる。
はて、どうやって保持するか。
ハブと振れ取り台をにらめっこして考える。
あ~じゃない、こ~じゃない、っといろいろな道具を持ってきてあわせたり、
振れ取り台の保持部分を分解していみる。
すると、ピカピカぴかっとひらめいた。
ボクの大好きな、できるだけ手間とコストをかけずに効果をえる方法を。
やってみると、ん~、いいじゃないか。
これでバッチリ作業できる。
右側のホィールは、バイク用のホィールで基準にしている最大振れ0.2㎜以内におさめることができました。
左側ですが、こちらは完全にリムが変形してしまっている。
それでも、なんとか無理やり振れをとってみると、最大振れ1mm以内には収まった。
でもリムが変形しているので、スポークテンションがバラバラです。
つかえるかどうかオーナーに見てもらいます。