職人マツナガ通信

3月6日

塗装剥離。
修理のルック、カーボンシートを巻く範囲が決まったら、
その部分の塗装はがしです。
ミニリューターとサンドペーパーで慎重に削っていきます。
軽量フレームのルックヒュエズ785なので、
塗装もかなり薄くぬってあるようです。
地のカーボンを削らないようにやっていきます。
これが結構大変、神経をつかいます。
ほんとに肉厚がないようで、指でおすとペコペコする感じです。
結構時間がかかりましたが塗膜がとれました。


さて、接着ですが。
今までやってきた作業で、
バキューム作業時、どうしてもほんの少しエアー漏れが起きていました。
かなり完璧にシールドしているのに、なぜかな、っと考えていましたが。
もともと、穴が開いているとこにカーボンシートをかぶせています。
なので、このもともとあいている穴から空気がはいってしまうのではないのか。
なので、今回はまず最初にこの穴を塞ぐカーボンシートを一枚張って硬化させて穴をふさいでから、
さらに補強の用のカーボンシートを張ってみようかと考えています。
接着作業が二度でちょっと手間ですが、さらに作業が完璧になると思います。
ん~、どうかな。