職人マツナガ通信

4月28日

 
タイム完成!
サドルの傾き症状も解消して、
後はバーテープ゚巻きです。
Tさんのこだわりで、バーテープ巻き作業時の瞬間接着剤使用は絶対ダメ。
なので、バーテープのエンド処理も、専用のバーエンドストッパーリングというゴムの筒をご指定です。
このストッパーリング、レバーを取り付ける前にハンドルにセットしておかなければなりません。
さらに、タイムのハンドルは、ケーブル内蔵ふたタイプ。
なので、ストッパーリングに一旦ケーブルをとおしておいて、
そのあとケーブルをハンドルに沿わせてふたをしめなければなりません。
手順を間違えると、えらい厄介になります。
無事バーテープも巻き終わり、作業終了です。
ホィールは、以前お買い上げのカンパニョーロのボーラをお持ちいただいてセットする予定です。
最初にご注文いただいたのが、2019年の6月。
タイムの製作工場がフランスからスロバキアへ移るという話が出始めたころ。
Tさん、あわててラルプデュエズ21ディスクブレーキモデルをご注文。
輸入元によると、なんとかフランス製の最後のロットに間に合うだろうとのことでした。
しかし、到着したのは、残念ながらメイドインスロバキアでした。
急遽店頭にあった、フランス製のこのサイロンにご注文を変更。
そうして、やっと完成です。
最後のメイドインフランス タイムです。