職人マツナガ通信

5月14日

Sさんのミヤタアルフレックス、「あんたは俺の相棒だぜ号」組み立て開始です。
まずは、Di2のバッテリーホルダーつくり。
Di2バッテリー、通常はシートピラーの内側に押し込みます。
ピラー径が、よく使われる27.mmや31.6mmなら、
専用のホルダーが販売されているのですが。
Sさんのバイクのピラー径は25.4mm。
25.4mmΦのホルダーが販売がありません。
なので作ります。
この25.4mmはプロジェクトMと同じサイズなので、
プロジェクトM用の加工をします。
ピラーにイモネジをいれて、そのねじでバッテリーホルダーを押して内側におさせつける方法です。
まずは、ピラーとホルダーを用意します。
お次に、ホルダーに付属のプラスチックのカバーだしてきます。
これをバッテリーにとりつけてビニールテープで巻きつけます。
ピラーを入れたときの位置の確認して、ネジの位置を決めます。
ねじの位置がきまったら、イモネジを用意。
締め付けたとき、ピラーの外側にネジが少しでもでてしまうと、
シートチューブに入らないので、長さが微妙です。
決まった位置にドリリングで穴をあけます。
穴があいたらタッピングです。カーボンにタッピングできるのか、という不安はありますが、
この程度の締め付けトルクでいいのであれば大丈夫のようです。
いままでプロジェクトMではノントラブルです。
イモネジをいれてみます。ちょっとかためですが、ちゃんとネジ山は引っかかっています。
さて、バッテリーをいれてみます。
そうして、バッテリーが落ちない程度にイモネジを締めていきます。
OKです。
これでバッテリーホルダーの問題は解決です。