職人マツナガ通信

5月21日

穴がない。
最近のディスクブレーキバイクの車輪止めのは、
クイックレリーズレバーではなく、スルーアクスルというねじ込み式がほとんです。
このスルーアクスル、完成車メーカーによって形状もネジピッチも違うという厄介なものです。
このバイクを店内展示するために、今までクイックレリーズレバー使っていた展示台を、
いろいろ工夫して使えるようにしてきました。
ここへきて、またまた問題発生。
今までのスルーアクスルのの両端には、必ず穴があいていました。


この穴を利用して、なんとかスタンドがつくように加工をしていました。
が、こんかい全く穴なしのものが登場です。


しかも、スタンドが引っ掛かる部分がいっさいなし。
さあ、どうする。
考える、考える。
こうすればいいというアイデアがうかび、ホームセンターへ。
買ってきたのは、ボルト。


これをスルーアクスルのフレームのネジ側にねじ込み突き出しにする。
自転車を自立させるだけなので3,4山ネジがかかればよし。
でもって、ネジが切れていない逆側に、ボルトを入れる分だけのワッシャーを作る
これで両側にスタンドが引っ掛かるでっぱりができました。


スタンドをつける見ると、OKです。
しかし、これ展示用としてはつかえますが、
お客様が自宅用で使うスタンド何か考えなければなりませんね。