職人マツナガ通信

11月15日

Mさん、フレームカタチになりました!
カーボンチューブの長さをカットして、
治具上でラグに差し込み、一本一本長さを確認していきます。
シートチューブ。
ダウンチューブ。
トップチューブ。
シートステー。
長さが決まったら、シートチューブとダウンチューブにボトルケージ台座用の下穴をあけます。
すべてのカーボンチューブの長さが決まったら、接着です。
まずは、カーボンチューブのラグにさしこまれる接着部分を、サンドペーパーで粗します。
お次は、ラグとカーボンチューブを脱脂します。
この脱脂作業は、接着作業では重要で、
手の脂などもつかないようにします。
脱脂ができたら、接着剤塗布です。
ラグとカーボンチューブ、両方に塗っていきます。
塗り終わったら、組つけです。
この組つけの順番も決まっていて、
間違えると、フレームのカタチにできません。
全部のチューブをセットできたら、はみ出したよぶんな接着剤をふきとり。
最終の寸法チェックをしてます。
そうして、接着剤を加熱硬化させるための、加熱器をセットして硬化をさせます。
いや~、ようやくカタチになりました、Mさん!