職人マツナガ通信

11月16日

本体の接着が終わったMさんのプロジェクトM、
治具から外して、ラグとカーボンチューブの隙間うめの接着と、
ボトルケージ台座の接着です。
ラグに差し込んだカーボンチューブの、
ラグの差し込み口にはどうしても、ピンホールができてしまいます。
これを、粘土状の接着剤でうめていきます。
地道な作業ですね。
それができたら、ボトルケージ台座の接着です。
補強の皿とネジなる、ポップリベットを、これまた、違う接着剤でつけます。
まずは、補強板になる皿を、カーボンチューブの曲面に合うようにプレス加工します。
それができたら、ポップナットが入る穴の径にドリルをします。
そうして、皿の接着面とポップナットの接着面を粗します。
カーボンチューブの接着面も粗します。
接着剤を塗って、専用工具を使い、リベットと接着併用で、
ボトルケージ台座を取り付けます。
初めの頃は、補強用の皿なしで、直接ポップナットを、リベット止めしていたのですが、
たまに、ポップナットがカーボンチューブからはずれかけたりしたので、
補強の皿をつけるようになりました。
これをつけてからはノントラブルです。
さて、Mさん、いよいよ最終工程の仕上げにはいります。