職人マツナガ通信

3月22日

接着剤塗布です。
図面通りにカットしたカーボンチューブを実際にラグにはめて治具にのせ、
最終長さ調整をしていきます。
必要十分で最小の接着面積でやりたいので、すべて現物あわせで最終調整していきます。

シートチューブ、ダウンチューブ、トップチューブの順に調整カットしていきます。
この段階でボトルケージ゛の位置も確認決定します。
三本とも最終調整おわりましたら、またバラバラにして、接着材塗布作業の下ごしらえにはいります。
ゴム手袋をして手の油も付かないよう、ラグの接着面の完全脱脂、カーボンチューブの接着面の粗しと脱脂作業。
それができたら、接着材を塗布します。
ラグ面、チューブ面両方に塗布します。
この行程を見ている皆さんの中で、
三角形のそれぞれの頂点が固定されているのに、
なんで三角形にキチッとくめるんだ、という疑問を持たれる方が結構いらっしゃるようです。
それが鉄のいいところで、靱性がたかいので挿入時若干しなってくれるので大丈夫なのです。
でも入れる順番間違えると三角形にはできないんです。