四国のMさんのフォーク作りです。
クランのかさ上げ加工ができたら、
お次は真っ直ぐなフォーブレードをクラウンに差し込んでロー付(溶接)けします。
まずはフォーク治具にクラウンをセットして、エンドのセンターがくる位置を決めて、
ブレードの必要長さを測ります。
必要長さがわかったら、ブレードをその長さにカットします。
長めにできているフォークブレードを、太い方からとるか細い方からとるか、、
どの位置でその長さをとるかにより、
フォークの剛性が変わってきます。
今回は、できるだけ剛性を落としたいので、先の細い方から必要長さをとりました。
カッティングができたらロー付けをします。
またMさんのリクエストで、できるだけ曲げの浅いフォークがいいということなので。
治具にセットをして、フォーククラウンののセンター軸より、
車軸が少し前にくるようにセットしてロー付けをします。
なので、真っ直ぐなブレードがクラウンについた時点で、
すでに少しオフセットした状態になります。
オフセットが48mmなので、少しでも曲げを浅くするためにの加工です。
さて、お次はいよいよベンディング(曲げ加工)ですね。
ちょっと、緊張します。