職人マツナガ通信

5月27日

Hさん、接着です。
まいてますので、テキパキいきます。
細身のシルエットがご希望なので、カーボンチューブはすべて外径28.6mmのものでいきます。
ダウンチューブのみ弾性率が80tというすごいチューブを使っています。
まずは、カーボンチューブを図面の寸法に沿ってカットしていきます。
カットで切ったらラグに差し込んで一度治具にのせてはめあいを確認します。
溶接フレームと違いぴっちりな寸法ですと仕上がったときに、図面通りしあがりません。

ほんの少し余裕を持たせるように、数ミリずつ削ってあわせていきます。
各チューブの寸法がでたら、ボトルケージの下穴をあけます。
カーボンチューブの接着面をペーパーヤスリで削り、
ラグパートの接着面を完全脱脂して接着剤塗布となります。
加熱器をかけて接着剤を硬化させたらできあり!
こんな感じに焼き上がりました。